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経営者メッセージ
(情報発信)

今年度第1四半期業績と、2024年3月期の通期業績見通しについて

現在、5月の前期決算発表時に公表しました今年度の通期業績見通し(売上高23,700百万円、営業利益4,000百万円、経常利益4,000百万円)を更に上回る業績を目指しています。基幹事業であるブライダルジュエリー事業についても第1四半期において2店の国内新規出店を果たすなど、目標に向けて着実に歩みを進めております。
今年度もしっかりと業績を確保することで、先般株主の皆さまにお約束させていただいた期末配当金(感謝特別配当30円を加えた、1株当たり100円)についても、確実に実行させていただきます。

本日、2024年3月期の第1四半期業績を発表いたしました。
総括させていただきますと、基幹事業であるブライダルジュエリー事業が益々好調に推移している一方で、昨年度に売上を大きく伸ばした要因の一つであった大口の絵画取引が今年度は発生しなかったことや、グループの課題であるヘルス&ビューティー事業の改善に向けて、新たな経営体制の下で不採算店の撤退を行ったこと(会計上減損処理済)、今後の事業展開を睨んでシンガポールに拠点を築くための先行投資を行っていること、等の要因により、第1四半期のみの比較では売上高、利益とも昨年度を下回る着地となっております。
しかしながら、上記の通り昨年度を下回っている要因の各々が一過性の要因や、今後の業績向上に向けて必要不可欠な先行投資の発生である一方で、ブライダルジュエリー事業はまだまだ国内外での新規出店を計画しており成長・発展を継続していることに鑑みれば、通期ベースで考えた場合の影響は軽微なものであると言えます。

更に、当社は現在複数の企業との『友好的なM&A』等による企業パートナー連合の形成に向けて着々と準備を進めております。
こちらについては年度内に1~3社のグループ化を果たし、既存の各事業とのシナジー効果を最大化するよう取り組んでまいります。
現在改革を進めているヘルス&ビューティー事業・スポーツ事業の分野における事業パートナーとの連合や、当社が軽井沢で取り組んでいるリゾート開発の分野における不動産会社・建設会社との連合など、当社の各事業を成長・発展させるために様々な可能性を常に考えながら進行しています。
この『友好的M&A』によるグループ事業の拡大は、今年度に限らず来年度以降も中長期的に成長を牽引する大きな柱の一つとなるでしょう。

先般発表させていただいた『軽井沢リゾート開発計画』も順調に進行中であります。
建築家隈研吾氏の設計による『高級分譲マンション事業/名称:Kの森レジデンス』が、来春の売り出し開始に向けて進行中である一方、『アートと世界の最先端ファッションブランドが融合した街/名称:KANAMコレクション』も、段々と具体的に形が見えて参りました。
この『軽井沢リゾート開発事業』は、様々な企業とのパートナー連合化も含めて大きく前進しながら、今後の当社グループに不可欠な要素となっていくと思われます。

『売上のみを重視する経営』から脱却し、『利益を着実に確保する経営』を今後も進めて参ります。
株主の皆さまにおかれては、グループのこれらの取り組みをご理解いただき、今後の更なる成長を、期待と楽しみをもってお待ちください。

2023年8月14日
株式会社NEW ART HOLDINGS
代表取締役会長 白石 幸生
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