本日、2023年3月期の決算発表をさせていただきました。
2023年3月期はジュエリー・アート・オークション事業が順調に推移した事から前期を大きく上回る業績を挙げることができました。国内ジュエリー事業への投資としては新規出店がそのまま売上に直結しグループの業績を押し上げることができました。一方ヘルス&ビューティー事業に関してはコロナの影響もあり多店舗展開が売上に直結しない結果となり減損の計上となりました。
当社は直近5年間において国内ジュエリー事業にて50百万円、国内エステ事業にて9億60百万円、香港ジュエリー事業にて30百万円、スポーツ事業にて19百万円、台湾ジュエリー事業にて315百万円、台湾エステ事業にて53百万、軽井沢事業にて249百万円、他350百万円、グループ全体で合計20億円の減損を計上し、2024年3月期に向けて不採算部門の整理を致しました。
成長戦略としてヘルス&ビューティー事業、スポーツ事業に関してはプランを練り直す必要があり2024年3月期よりNEW ART総合研究所がサポートをしてまいります。私は「誰が経営してもうまくいく事業はない」「誰が経営してうまくいかない事業もない」と自負しております。ヘルス&ビューティー事業に関して、今後は店舗を作らなくても業績を伸ばせる経営方針に切り替え、エステティックサロン経営連合を推進し,新商品の開発等若い後継者流の経営に切り替えてまいります。
また、オークション事業に関してもエストウェストオークションズ1社だけでは限界がある為、私が得意とするアートの経験を最大限に生かし中国、韓国、日本、香港、シンガポール、マレーシア、フィリピン等の有名オークションハウスとアジアオークション連合を組むことでより大きな事業に発展させてまいります。
2024年3月期の業績予想に関して前期までにグループ全体の減損処理が済み、2023年3月期のジュエリー・アート・オークション事業のセグメント利益が39億80百万円である事を考えると更なる業績アップに是非ご期待ください。
引き続き株主の皆様のご期待に添えますように経営に邁進いたします。
株式会社NEW ART HOLDINGS
代表取締役会長兼社長 白石 幸生