当社連結子会社ニューアート・リゾート社の 軽井沢リゾート開発事業について

 NEW ART HOLDINGSの主力事業であるジュエリー事業は昨年30周年を迎えました。軽井沢リゾート開発事業については、今年創業60周年を迎えるホワイトストーンギャラリーが、2012年4月に旧軽井沢の本通り沿いに不動産を購入したことから始まります。

 この物件は2012年4月に軽井沢ニューアートミュージアムとして開館し、現代アートを発信し続けてまいりました。地域の皆様に温かく迎えられ、ご支援・ご声援もいただいた結果、今では軽井沢が文化の発信基地として皆様のご支持を頂いております。また現在のNEW ART という社名はニューアートミュージアムからいただいたものです。

 以降、NEW ART HOLDINGSとホワイトストーンギャラリーは、周辺の地権者の皆様とのご縁により不動産を購入してまいりました。現在では軽井沢ニューアートミュージアム周辺の10,000㎡超の土地を所有するに至っております。このご縁で集まった土地に対するリゾート開発構想が10年前より検討され始め、2021年6月に開発第1弾として高級レジデンス「Kの森レジデンス」計画がスタートいたしました。同計画は「Hotel&Museum K Forest」計画に名称を変更し、現在進行しております。

■開発の目的、趣旨

 軽井沢は特別な場所です。自然豊かな避暑地という側面だけでなく、多くの芸術家や文化人にも愛され、独自の文化が根付いています。ニューアート・リゾート社とホワイトストーンギャラリーは、地域の発展、芸術文化の推進と軽井沢の自然保全に貢献しながら、これまで関わってくださった皆様とのご縁を大切にし、恩返しをしたいと考えております。また、地域の皆様の自然と景観を守って欲しいといった願いも汲み取らせていただきます。その思いを込めてこのたび、軽井沢の中心ともいえる旧軽井沢地区の発展と地域の活性化を進めるために本事業を推進してまいります。

 ■事業体制について

 「Kの森レジデンス」計画のスタートに伴い、リゾート開発を目的としたニューアート・リゾート社を2020年11月にニューアート・フィンテック社と香港ホワイトストーンギャラリーほか1社と共同で設立し、2021年2月には宅地建物取引業免許を取得しております。2025年8月にはニューアート・フィンテック社がニューアート・リゾート社の株式を100%取得し、完全子会社といたしました。本件は「K Forest」の販売体制強化を目的とした措置となります。今後のNEW ART HOLDINGSのリゾート開発事業は、ニューアート・リゾート社が担ってまいります。

■高級レジデンス「K Forest」について

 軽井沢リゾート開発のコンセプトは、上質で洗練されたアートを感じる大人の社交場であり、軽井沢のランドマークとなりうる建築です。このコンセプトのもと、世界的建築家である隈研吾氏に高級レジデンス「K Forest」の設計を手掛けていただくこととなりました。

「K Forest」の建築工事は計画通り順調に進行しており、2025年10月よりお客様へのご案内を開始する運びとなっております。全9戸(価格帯:8億7,220万円~14億1,850万円)、総販売価格は約99億8,000万円、引渡しは2027年5月以降を予定しております。

 第一期(~2026年1月15日)のご案内は、NEW ART HOLDINGSとホワイトストーンギャラリーが日頃よりご縁の深いお客様やお取引先の皆様に、感謝の意を込めて優先的にご案内させていただく予定であり、ご案内戸数も限定しております。ご案内価格につきましても、第二期(2026年1月16日)以降より優遇した価格を設定しております。第二期販売以降は、すべてのお客様にご案内をさせていただきます。

■「野鳥の森山荘」について

 続いて中軽井沢北部にある野鳥の森に所有している「野鳥の森山荘」についてのご案内です。本物件は隈研吾氏設計のメインハウス棟とゲストハウス3棟で構成された別荘です。高台に位置し、メインハウスからの浅間山の眺望は格別です。苔を配した日本庭園もこの物件の見所で大きな魅力となっております。

 本物件も「K Forest」と歩調を合わせたご案内となります。第一期(~2026年1月15日)のご案内期間中は、12億6,000万円。第二期(2026年1月16日)以降は16億2,000万円でのご案内となります。

■「建築条件付き土地販売」について

 更に軽井沢本通りを挟んだ閑静なエリアにある2,116㎡の敷地のご案内です。軽井沢駅から徒歩7~8分の駅から歩いて行ける旧軽井沢地区になります。本件は当初、メインハウス棟とアトリエ棟からなる戸建物件として販売する方針でしたが、建築条件付き土地販売に方針を変更する予定です。この柔軟な計画転換により、顧客ニーズや市場動向に合わせた開発が可能となり、より多様なライフスタイルの提案ができると考えております。

 本物件も「K Forest」と歩調を合わせたご案内となります。第一期(~2026年1月15日)のご案内期間中は、8億6,447万円。第二期(2026年1月16日)以降は10億3,843万円でのご案内となります。

■旧軽井沢地区開発の集大成として 

 最後に旧軽井沢本通り沿いの8,328㎡の敷地の開発のご案内いたします。本件につきましては、大手デベロッパー数社と計画についての協議が進行中であり、ホテルコンドミニアムとして共同開発することが決定しております。また、本プロジェクトには建設、設計、デザイン、販売、管理、PR等の各分野の一流企業が参加を表明しております。当社では、「Hotel&Museum K Forest」プロジェクトとして進行しておりますが、今後の開発は極めて有望な段階に入っております。芸術、建築、自然、滞在を融合させたこの開発構想は、芸術文化都市推進協議会メンバーである私たちの地域における新たな価値創造拠点となると確信しております。事業規模については、「K Forest」の5倍から6倍程度を見込んでおります。

■市場環境と今後の展望

 現在、軽井沢の地価は上昇を続けており、とりわけ旧軽井沢地区・本通り沿いの準商業地域は希少性が極めて高く、公示価格を大きく上回る実勢取引が相次いでおります。このような市況を踏まえると、将来的な資産価値の上昇余地も大きいと考えております。ニューアート・リゾート社が皆様にご提供する不動産は前述の条件を整えた優良物件ばかりです。これからの軽井沢のリゾート開発事業にどうぞご期待ください。

株式会社ニューアート・リゾート

取締役 田中正樹

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