投資家のみなさまへ

各事業のポテンシャルをさらに高める『NEW ART総合研究所』

持株会社である株式会社NEW ART HOLDINGS及び国内外の事業会社13社(国内8社、海外5社)で構成されている当社グループは、ブライダルジュエリー事業をはじめ、ヘルス&ビューティー、スポーツ、アート、フィンテックなど様々な分野で多角的に事業展開しており、2023年3月期は営業利益22.4%増を達成致しました。各事業のシナジー効果を高め、さらなる発展を図っていくことを目的に、2022年より『NEW ART総合研究所』を立ち上げました。

NEW ART総合研究所では、各事業でこれまで培ってきた実績や経験を土台に、化粧品や健康サプリメントの開発、軽井沢におけるホテルウエディングの設立・運営、隈研吾氏とのコラボレーション商品の企画・開発、海外的にはアジア最大級のオークション会社など、新しい事業のスタートに向け意欲的に取り組んでおります。これらの事業拡大とM&Aの活用により、今後5〜7年の中期計画として売上高1000億円を目標としてイメージしています。

「人のためになる」ことが、企業を成長させ続ける

私が事業の中で常に大切にしているのは、我々が提供するサービスや商品が人のためになるものか、世の中のためになるものかどうか、ということです。経営のテクニックはもちろんですが、お客様のために何ができるかを考えることができなければ事業家とは言えません。個人投資家の皆様に対しても同じです。当社に投資してくださる資金は、皆様が時間をかけ、汗を流して得られた大切な資産です。それを決して無駄にしてはいけない。そして、東京証券取引所の一員としてなくてはならない企業でありたい。その思いから、今期配当も前期同様100円に引き上げました。

しかし、株主の皆様にお伝えしたいのは、目先の数字だけではなく、その会社が世の中のためになる仕事に取り組んでいるかどうかを見極めてほしいということです。人のためになること、社会のためになることを軸としている企業は、長く成長し続ける企業です。
「鶏口となるも牛後となるなかれ」― 私が創業以来持ち続けてきた信念です。20代の時に世界一のギャラリストになりたいという夢を抱き、以来50年、国内外の多くのアーティストを支えてきました。ブライダルジュエリー専門店がまだ多くなかった30年前、ブライダルに特化したダイヤモンド会社を立ち上げ、業界を牽引してきました。これからも、誰の真似でもない唯一無二の存在として、成長し続けていきたいと思っております。

株式会社NEW ART HOLDINGS
代表取締役会長 白石 幸生
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